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ecobito & farm company
九州産 えごま油(生しぼり製法) 100g
商品コード : P000095 |
製造元 : ecobito & farm company |
価格 : 3,240円(税込) |
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貴重な国産の九州産えごまの種子のみを使用し、えごまの実を焙煎せず、昔ながらの”古式玉締め製法”で、
熱を加えず圧力だけでじっくりと搾ったオイルです。えごま本来の味をお楽しみいただけます。えぐみのない、
まろやかな風味。n-3系脂肪酸のα-リノレン酸を50%以上含んでいます。
そのままお飲みいただいたり、ドレッシングや味噌汁、野菜炒めなどにかけて。加熱はせずにお使いください。
商品詳細情報
商品コード |
P000095 |
内容量 |
100g |
原材料 |
食用えごま油 |
栄養成分表示 |
栄養成分表示 大さじ1杯(14g)当り
エネルギー 126lcal、たんぱく質 0g、脂質 14g、n-3系脂肪酸 12g、炭水化物 0g、食塩相当量 0g
※オメガ3(α-リノレン酸)を 50%以上含まれています。
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保存方法 |
- 高温多湿を避け、冷暗所で保管してください。
- 開封後は、冷蔵庫にて保存し、できるだけ早くお召し上がりください。
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使用上の注意 |
加熱をせずに、ご使用下さい。 |
メーカー名 |
株式会社中村 |
ブランド名 |
eco bito エコビト |
STORY #001
えごま油ってなに??
“えごま(荏胡麻)”は、一年草のシソ科の植物で、青シソ(大葉)とよく似た葉をもつ植物です。「じゅうねん」「あぶらえ」などとも呼ばれ、日本では、ゴマと同様に”えごま”の種子を炒ってからすりつぶし、薬味などにして食用として古くから親しまれていました。「えごま油」は“えごま”の種子から搾った油で、食用として、また昔は灯火用や印刷用などの工業油としても使われていたそうです。ただ、日本では室町時代後半に菜種油が普及し、それまでは食用油といえば「えごま油」でしたが、菜種油の普及に伴い次第に「えごま油」の利用は衰退していきました。
しかし近年になり、「えごま油」はα-リノレン酸を非常に多く含んでいるオイルとして、再び注目を集めています。
STORY #002
α-リノレン酸とは??
α-リノレン酸とは、脂質の主な構成成分である不飽和脂肪酸のひとつで、オメガ3脂肪酸に分類されます。オメガ3脂肪酸には、α-リノレン酸の他に、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)があります。これらのオメガ3脂肪酸は、人間の体内ではつくることができない必須脂肪酸の為、食品で積極的に摂取するしかありません。オメガ3脂肪酸を多く含む食品は、「えごま油」の他には、亜麻仁油、青魚などに多く含まれています。EPAやDHAは、特に青魚に多く含まれています。
3つのオメガ3脂肪酸の関係性は、α-リノレン酸を摂取すると体内でEPAに変換し、その後DHAを生産します。その変換の割合は、おおよそ10〜15%ほどです。また、このDHA・EPA、現代の日本人は欧米化の食生活が進み、魚を食べる機会が少なくなっており、DHA・EPAを摂取できなくなってきている人が多いと問題視されています。その為、より現代の日本人は、α-リノレン酸の積極的な摂取をすることが必要となっています。
α-リノレン酸(オメガ3)は、こんな方・こんな時にオススメの脂肪酸です。
●こんな方におすすめ!
・血圧が気になる方
・中性脂肪やコレステロールの数値が気になる方
・生活習慣が気になる方
・春のムズムズが気になる方
・魚を食べる機会が少ない方
・外食が多い方
・髪の毛や肌のツヤ、潤いを保ちたい方
・お通じが気になる方
etc...
STORY #003
おすすめの食べ方と摂取目安量
えごま油は、熱に弱く、酸化しやすいオイルですので、開封後は必ず冷蔵庫に保存し、約1か月を目安に使い切るようにしてください。そして、もう一つポイントなのが、食べ方です!熱に弱いので、加熱はせず、そのまま飲んだり、お料理やドリンクに入れてお召し上がり下さい。
【おすすめの食べ方】
・ティースプーン1杯を目安にそのまま
・手作りドレッシングの際のオイルとして。もしくは、サラダにかけていただくのもオススメです!
・味噌汁や納豆、冷奴などにかけて。大豆食品との相性バツグンです!
・出来上がった炒め物やスープ等の料理にかけて
・ジュースやスムージーに入れて
・ヨーグルトにかけて
そして、もう一つ重要なのが摂取目安量です。身体によいオイルとはいえ、油ですので摂りすぎてしまうと、摂取カロリーが多くなってしまうこともありますので、摂取目安量を心がけられることをオススメます。1日のα-リノレン酸(n-3系脂肪酸)の摂取目安量は、成人1日あたり1.6〜2.4gを目安に摂取するように推奨されています。(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2015年版) そのため、ティースプーン1杯(約5g)を目安にすると、約2.5g以上のα-リノレン酸を摂取できることになります。
※「ecobito & farm company 九州産 えごま油(生しぼり製法)」も、オメガ3(α-リノレン酸)を50%以上含んでいます。
STORY #004
『ecobito & farm company』えごま油のこだわり
<ecobito & farm company>は、より安心・安全に、“えごま”を召し上がってほしいという気持ちから、自社農園で農薬に頼らず無農薬栽培で育てています。主に自社農園のえごまを使用していますが、その他にも近くの農家さんと契約をして、えごまを仕入れているそうです。
えごまの種子を栽培している畑
<ecobito & farm company>の農園では、えごまの種子と葉を、その特性に分けて栽培しています。えごまの種子は畑で栽培し、えごまの葉はビニールハウスで栽培しているそうです。葉を触らせていただきましたが、種子を育てている畑の方が厚く、食用としてえごまの葉を栽培しているビニールハウスの方がうすく柔らかい葉でした。
ビニールハウスで栽培されたえごまの葉
えごまの葉を栽培しているビニールハウスの畑
通常、えごま油の搾油をする際は、えごまの種子を煎って熱を加え、油が搾りやすい状態にします。そのようにすると油の量もたくさん搾れて香ばしい香りもするのですが、αリノレン酸の性質上、熱に弱い為、成分が壊れやすく酸化しやすくなってしまいます。<ecobito & farm company>えごま油は、焙煎した時よりも搾油量が10〜15%も下がってしまいますが、昔ながらの熱を加えず圧力だけでじっくりと搾る”古式玉締め製法”を採用し、自社工場で搾油をおこなっています。そうすることでフレッシュな“えごま”本来の風味を味わうことができ、α-リノレン酸の成分を壊すことなく摂取できます。
自社農園<えこびと農園>では、無農薬栽培でえごまを栽培し、ひとつひとつ丁寧に手摘みで収穫をしています。機械で収穫すると、せっかく丁寧に育てたえごまの実を余すことなく収穫することが難しいそうで、手摘みで無駄なく丁寧に収穫をしているそうです。
STORY #005
“えごま”商品を始めるきっかけ
「ecobito & farm company」の大元である「株式会社中村」は、もともと木材や内装資材の卸販売、アロマ雑貨の製造販売をしている会社です。(ORGANIC STORYでも、アロマ雑貨などの取り扱いもしております。)その中村が“えごま”商品を始めたきっかけは、2013年に株式会社中村の会長であり、「ecobito & farm company」代表の中村彰義さん(写真上)が韓国でファームステイをしたことがきっかけとなります。えごま農家さんから、“えごま”が健康長寿に非常に役立つ食材であることを聞き、日本へ帰ってえごま商品を探しましたが国産のものがなかったそうです。それだったら自分たちで作ろうということになり、中村は“えごま”を栽培するという、経験のなかった農業を一からスタートしたそうです。
農業は未経験で何事も初めてのことでしたが、農業経験者の方や、普及センター、佐賀大学の先生など、周囲の支援・農業指導を受けながら取り組みはじめ、えごま栽培を始めたそうです。
えごまたまご
えごま油だけでなく、えごま油を搾った後の搾りかすを餌として利用した“えごまたまご”も作り、佐賀県にある「ecobito」のお店には、その“えごまたまご”を使用したスイーツも販売しています!また、カフェも併設されており、えごまの葉・種子・えごまたまごを使ったご飯を食べることもできます!
「ecobito」のお店
もっと多く方に、特に若い人たちに“えごま”を知ってもらい食生活に取り入れることができるよう、商品開発ももっと工夫を凝らし商品を増やしていきたいと、今後について、株式会社中村の代表の中村光予子さんは語って下さいました。
左:代表の中村光予子さん&スタッフの方々
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